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棚ブログ

置き場

依存気味の「患者」が自分から去り病院に行くと「ほっと」するという話

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代替療法的な仕事をしている私は
「患者」が自分のところに来なくなって
ちゃんとした医師の「病院」に行くことになると、
儲けは減るけど内心ちょっと安心するという話を書きます。

前略、自由診療専門で「手技療法」をやっている柔道整復師です。
マッサージ師がうるさいので先に言っておきますが、
私の施術には東洋思想も経絡も使っていません。
国家資格・柔道整復師の教科書でも学ぶ「手技療法」です。

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代替療法屋は「患者」に無理を“言われ”がち

わかりやすくするために「患者」と書いてはいますが、
私は自分のお客様へは

  • 私は「治療」はしていない。
  • 「治します」という約束はできない。
  • 基本的には「リラクゼーション屋」です。
  • ただ、一応医療系の国家資格者ではある。
  • 実は民間資格の「整体師」よりは怪しくないはず。
  • 売り物は「気持ち良さ」であって「治療効果」ではない。
  • ただ、筋肉ほぐしやストレッチで楽になる「痛み」が無いわけではない。
  • 私は「反医療」ではないので、痛みが強ければ薬は飲んでも良いし、
    病院へ行った方が良い症状だと思ったら無理もしない。
  • 一番良いのは、先ず病院に行き、
    レントゲンや診断で「特に異常はない。疲労や加齢」
    などと言われるようだったら、こういうところに来るもよし。

↑と、伝えています。
本当は本業は、「肉体のメンテナンス」や「健康維持や予防」や、「疲労回復」や「リラクゼーション」、の手助けだと思っていますが、
お客様の中には、

病院には行ってないが、「痛み」を「治して」ほしい。とか、
病院に行ったけど納得いかない。

・・・・・・という方もいらっしゃいます。

tanagokoro.pupu.jp

「手技」や代替療法屋に来るお客様というのは、
できれば病院にかかりたくない…
できるだけ「薬」に頼りたくない…
・・・という人が多い傾向があります。

私みたいな代替療法屋が「変わっている」か普通かは、わからないけど、
私は、

そうでしょうそうでしょう。医者ってーのは何にもわかっていないんだよ。
それは医者の見落としだね。あなたは「○○症候群」ですよ!
私の治療なら、あなたの様な「患者」を何人も「治して」きた。
医学界では未だ認められてないけどね。
そうだねぇ、あなたは症状が強いから、週に○回ペースで通いなさい。

↑みたいなことは一切言いません。

私は医師じゃないので、わからないことも沢山あります。
本当に痛みや症状が強いのなら、ちゃんと病院で診断を受けた方が良いです。
医師が必要と判断する場合、「薬」も「注射」も悪いモノではないですよ。
確かに、病院に行っても「対症療法」で、根本の解決にならないことは、ありますが、
「対症療法」や「今の強い痛みを抑える」ことも大事なことですよ?
痛みや症状が強い状態だと「悪循環」ですから、薬に頼ったって良いんですよ。

・・・と、誠実なんだか正直なんだか商売下手糞野郎なんだかわからないことを毎回言っています。

怪我人や病人を病院に行かせない様な、
ニセ医者・インチキ治療家が悪いのは当然なのですが、
一方で、「手技」や「マッサージ」や「代替療法」に興味を持ったり来たりするお客様というのは、

できれば病院に行きたくない…
医者に怒られるのが怖い…
注射や手術は怖い…
「薬」は飲みたくない…

あるいは、

病院に行っても治らなかった経験がある
病院で言われた診断に納得してない
医者の態度や物言いが気に入らない

・・・・・・というようなことを代替療法屋に愚痴る人が決して少なくはない傾向がある様に、代替療法屋の私は感じます。

それでも私は言うべき時には『私にはできないこと、治せないものもあります』と言い、
「私にできることをやってみて、それで良くなるようなら、それは嬉しいですけど、やはり良くならないようならば、病院に行くことも考えてください。」
「私や、こういう所の良い点は、話をよく聞いたり、施術に時間をかけられることだと思います。何も約束も断言もできませんが、話を聞いたり体に触れたりする中で、何か私に気付けたことがあった時には、意見をお伝えします。」

・・・というようなことをお伝えしながら、少なくとも「心配」や「不安」を取り除けることを目指して、リラクゼーション手技を施術していくのです。

そこに付け込むのか、「クッション役」になりつつ医療へ返すのか。
そこが分かれ道だ

代替医療」とか「補完医療」とかが、ただの「ニセ医者」にならずに、
世の中にとって価値のあるものであるのだとしたら、
それは医師や医療に治せないモノを「治す」ことなんかではなく、

『医療嫌いの人の受け皿になって一度受け止めつつも、患者と医師との中間の知識と立場で「通訳」になったり、病院ではかけられない時間をかけて患者に接することで、もし医療にかかるべきモノに気付けたら誠実にそれを伝え、また、人の「痛み」や症状の中には、「よく話を聞いたり」「時間をかけて触れたり」する行為そのもので良くなるモノもある。そこを担う。』

ことだと思っています。
だから実は、ずっとどこかが痛かったお客様を何度も説得しても中々病院へ行かなかったというケースの時、そのお客様が私の所に来なくなって、どうやらついに病院に行った様だ…となった時には、
私はちょっとほっとしているんだという話でした。

疲労や姿勢から痛みが出た体に私が手技を試みたとき、
効果が出てくれて「軽くなった」り「痛みが消えた」りして、
お客様が感激してくださったら、もちろん私は嬉しいです。
だけどそれと同時に「よかった……」と、ほっとしてもいる。
そして、一度そういう「体験」をしたお客様が、
「今回の痛みも、病院ではなく“先生”にお願いしたい…」
と来ることがあるけれど、
「押したり伸ばしたりしても治らない類のモノだ」と私が判断することもあります。
私だったら、そういう時はお客様にそれをお伝えします。
医者嫌いを悪化させる者になってはいけない、そう思いながら手技療法を仕事にしています。

・・・・・・それにしても儲からない男よ

tanagokoro.pupu.jp